
2026年度スローガン
理事長所信
2026年度理事長
高橋 雄幾
TAKAHASHI YUKI
一般社団法人 当別青年会議所
未来の創造と挑戦
当別町の明るい未来を切り拓くためには、我々だけではなく地域の人々が新しい価値観に触れる機会を持つとともに、これからの社会や産業がどのように発展していくのかを想像し、当事者意識をもって自ら行動することが必要不可欠です。
2028年をもって北海道医療大学の移転が決まり、経済損失が推定20億円となるほか消滅可能性自治体として指定され、「特に深刻な状態」と言われるなど、当別町にネガティブなイメージを持つ人が増えてしまっている状況を、多角的な視点で明るい未来を描き、それを発信・共有した「Tobetsu Mirai Fes2025」によって、当別町が明るい豊かなまちとなるイメージが新たな価値として昇華されつつあり、この機運を途切れさせることなく次へとつながなければなりません。
「Tobetsu Mirai Fes」は、町民一人ひとりが新しい知識や視点に触れ、挑戦への意欲を掻き立てる場であり、当事者意識をもって周囲を巻き込みながら参画する場です。「Tobetsu Mirai Fes2025」においては、当事者意識と主体的な行動へとつなげることができ、我々の想像を超える大きな成果となりました。しかし、当別町の笑顔溢れる未来を創造するには、まだまだ参画者が必要であると考えます。このまちの未来を想い、より多くの多様な視点からまちの成長や発展を想像できる人が一人でも多くいることが、このまちを明るい豊かなまちへと導くことにつながります。自らの未来とまちの未来を前向きに描き、地域に誇りを持ち、可能性を信じて一歩を踏み出すきっかけを提供することができる、「Tobetsu Mirai Fes」を通じて、世代や立場を超えた人々が交流し、互いに学び合うことで、多様な価値観や夢が共有されていきます。そして、町民が自分も挑戦してみようと思えるような刺激と勇気を得られる機会を創り出すことができれば、当別町全体に新しい活力が生まれると確信しています。
「Tobetsu Mirai Fes」を一過性のイベントに終わらせず、さらに波及の幅を広げ、地域の人々が未来を考え、具体的な成果を発信する場と位置づけます。そして、その先に挑戦の連鎖が広がり、「Tobetsu Mirai Fes」外でも活躍することで、まち全体に笑顔と希望が満ちる明るい未来を築いてまいります。
組織の強さは仲間作りから
青年会議所の最大の資源は人であり、仲間の存在こそが運動を力強く推し進める原動力となります。しかし、全国的に会員数の減少が続いており、当別JCも例外ではありません。かつては多くの若者がJCに集い、地域の発展と自己の成長のために共に汗を流してきましたが、昨今では仕事や家庭環境の変化、地域活動への関心の低下などにより、新たな仲間を集めることが難しくなっています。
そこで私たちは、JCとはどのような団体なのか、入会すると自己や社業などにどのような影響をもたらすのかを明確にしなければなりません。そして、その「JCとは」という部分が理解できたうえで、人と人との対話の中で相手に寄り添った具体案をもって接することが入会への確度を高められると確信しています。さらに、JCの運動をより多くの人に届けるには、仲間の輪を広げ続けることが不可欠です。JCの運動は一人ひとりの力を結集して初めて大きな変革を生み出せます。会員の減少は活動の多様性と継続性に直結する重大な課題であり、ゆえに会員拡大は組織として力を注ぐべき取り組みです。異なる経験や背景を持つ仲間が加わることで、当別JCの運動はより多彩で力強いものへと進化し、入会して良かったと心から感じられる組織を築くことが重要です。既存メンバーが笑顔で活動を楽しみ、互いに支え合う関係を築いていれば、その姿に共感した人々が自然と仲間に加わりたいと思うはずです。つまり、会員拡大は外に向けた働きかけをする前に、私たち自身が誇れる組織文化を育むことから始まるのです。
私たち当別JCは、新たな仲間と出会う喜びを感じながら、JCの魅力を堂々と発信していきます。そして、共に笑顔で活動する仲間の輪を広げることで、当別の未来を切り拓く強い組織を築き上げてまいります。
組織基盤の強化
当別JCの運動を力強く推し進めるためには、組織そのものの力を高めることが不可欠です。会員一人ひとりが成長を実感し、誇りを持って活動できる組織であればこそ、その姿は地域に説得力をもって伝わり、共感と信頼を得ることができます。一方で、内部の結束や力が不足すれば、どれほど立派な理念を掲げても、運動は広がらず、地域に届くことはありません。組織の基盤とは、JCの理念を支える仲間の絆と信頼、そして活動を継続・発展させるための仕組みと体制のことであり、これが確立されてこそ地域に貢献できる組織となります。単に人数を揃えることではなく、理念を念頭に会員同士が切磋琢磨し、役割を果たしながら共に成長していく関係を築くことが重要となります。
そこで、近年では意識することが薄れつつある組織のガバナンスやプロトコルについてルールや仕組みを明確化して共有することにより、組織の運営基盤をより強固にします。また、既存会員、新人会員問わず会員教育の徹底を図り、次世代のリーダーを育てる環境を整えることが盤石で持続可能な組織基盤を築くうえで重要です。単年度制で活動をしているJCにおいては、引き継ぐということが重要な任務の一つであり、それを確実に実行するということが揺るがない組織基盤の強化につながります。また、活動の過程で培った知識や経験を共有し合う場を創出することで、組織全体の知恵と力が蓄積され、より大きな成果を生み出せる組織へと進化していきます。
私たち当別JCは、互いに学び合い、高め合うことで組織力を向上させ、地域や社会を巻き込み、その成果を積極的に発信してまいります。その積み重ねこそが、当別JCがまちの未来を切り拓く力となり、そして笑顔あふれるまちづくりにつながっていくと確信しています。
的確な発信と発信力の強化
情報が瞬時に共有され、誰もが発信者となれる現代において、どのように伝えるかは組織の見え方を左右する重要な要素であります。SNSの発展によって、情報の流通は容易になった一方で、真に価値ある情報が埋もれやすく、正確な意図が伝わりにくい時代でもあります。私たちの活動も例外ではなく、どれほど意義ある運動を展開しても、その想いが地域に届かなければ共感は生まれず、行動の輪は広がりません。そのため発信力の不足は、JCの存在意義を曖昧にし、地域との信頼関係を弱めてしまう要因ともなり得ます。
私たちは単なる活動報告ではなく、なぜこの活動を行うのか、どんな未来を目指しているのかという目的意識を言葉と行動の両面で具体的かつ効果的な広報戦略をもって地域に伝えていかなければなりません。そのためにはどの媒体を使うことが最も効果的なのかを見極め情報発信の質を高めることが重要となり、我々の活動意義や存在意義を明確に示すことができると考えます。伝えることは、共感を生み、共感はやがて共創を生み出します。その循環こそが、地域に新たな価値を生み出す原動力であります。
私たちは、発信力の強化を通じて、地域に希望と笑顔を広げる共感の連鎖を生み出し、地域と共に歩む開かれた組織として、新たな挑戦を続けてまいります。
おわりに
45年の歴史を礎として、50周年へと向かう新たなスタートの年に、私たち当別JCは「It’s 笑 Time」を胸に、新たな挑戦を始めます。笑顔は人をつなぎ、未来を切り拓く力となり、その笑顔を地域に広げていくことこそが、明るい豊かな社会を創る第一歩となります。
私たちは創始の精神を受け継ぎ、時代の変化に対応しながら新しい価値を生み出し、次の世代へと確実に引き継いでいかなければなりません。
今を生きる私たちが責任を持って行動しなければ、未来に笑顔を残すことはできません。だからこそ私たちは、地域のために、仲間のために、そして自らの成長のために挑戦を続けます。そしてその挑戦の先には、必ず地域が輝き笑顔あふれるまちの未来を築けると信じています。
今できる活動に全力を注ぎ、未来への希望を共有することで、当別JCはこれからも地域に必要とされる存在であり続けます。
共に学び、共に成長し、共に笑い合える仲間と、私たちはこの一年を全力で駆け抜け、地域とJCが一体となって明るい豊かな社会を迎えることができるよう、覚悟と責任をもって挑戦してまいります。
基本方針
- 笑顔溢れる地域交流
- 一体感のあるコミュニティの確立
- 未来を見据えた挑戦の輪の波及
- 仲間づくりからはじまる組織としての成長
- 揺るぎない組織基盤の強化
- 的確な発信と発信力の強化

